人間不信の経験から……
皆様、おはようございます。
約15年くらい前でしょうか……派遣会社に務めておりました。
仕事は以前ご紹介した通り「お世話をする」お仕事です。
なんて言ってたっけな?【業務担当】とかって言ってたっけかな?
数社面接して、そのうちの1社に入社出来ましたのが34歳位のときです。
業務車両を会社からお借りして、数件の派遣先に従事する我社の派遣スタッフの所へ出向き、コミュニケーションをとったり派遣先窓口との折衝が主な仕事って【募集要項】に書いてあった記憶があります。
その時の派遣元は【寮完備】でしたので、入寮の手配や備品運び入れ、退寮時の立ち会い掃除などに追われる毎日でした。(あの時代は派遣が何百人といた時代なので大変だったのを覚えてます)
ここで第1次人間不信になりました。
その時の派遣スタッフは【飛ぶ】(連絡つかなくなること)ことがとても多くて、面接や見学で「あーいい人だなぁ」と思っても、入社当日に飛ぶことや、中には昼休み中に飛ぶこともあったり。(最初は信じられませんでしたが、徐々に慣れてきて、あまり感じなくなるんですよ……)
退社時も飛ぶことはよくあることで、そうなるとお世話している私どもが責任のようにも言われるし、信用もどんどん崩して行きましたね。(特に押し入れを見るのが怖かった……鳥を飼っていた形跡とか変なものが出てくることもありましたから)
まぁ途中から営業職への転向で救われたところはありますが、今思えばあの時の【人間不信】が今の自分に生かされているのだろうと思ってます。
「信じない」ではなく、「よくよく人の話を聴いて、よくよく人を観る」ことを習得した気がします。